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【Web開催】2024年9月28日(土)に第19回平成医療福祉グループ学会を開催します!

平成医療福祉グループは、2024年9月28日(土)に第19回平成医療福祉グループ学会を開催します。
毎年実施しているグループ学会ですが、今回はメタバース(仮想会場)で行い、グループ職員はもちろん、どなたでもオンラインで参加可能です。

グループ学会は、グループミッション「じぶんを生きる を みんなのものに」の実現を目指し、職員による各分野での研究発表や課題をグループ全体で共有し、技術やサービス・意識の向上へつなげることを目指しています。
今回は、講師に「ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)」の開発に関わる慶應義塾大学教授 牛場 潤一氏と、『客観性の落とし穴』の著者で大阪大学大学院教授の村上 靖彦氏をお招きしての特別講演も実施いたします。

ご興味のある方は、ぜひご参加ください!

【開催概要】
学会名 第19回平成医療福祉グループ学会
学会長 武久 敬洋(平成医療福祉グループ代表)
主催  平成医療福祉グループ
開催日 2024年9月28日(土)
開催方法 Web開催
会場  オンラインイベントプラットフォーム『EventIn』(メタバース〈仮想会場〉)
参加費 無料
お申し込み 平成医療福祉グループPeatix
※平成医療福祉グループPeatixで事前参加登録後に、メールでグループ学会Web会場の参加URLが届きます。そちらからEventInへ入室してください。

詳細は、こちらからご確認ください。


【プログラム】 
※それぞれオンライン上の各ブースで実施されます。

特別講演① 9:15~10:45

治ることを諦めない
ブレイン・マシン・インターフェース(BMI) リハピリテーション

〈講演概要・要旨〉
脳と機械を直接つなぐ最先端のテクノロジー「ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)」は、重度な脳卒中片麻痺上肢の機能回復を誘導できる革新的なリハビリテーション技術として国内外の注目を集めている。2018年ごろから活発になった複数のランダム化比較試験とメタ分析による有効性の報告、「脳卒中治療ガイドライン2021(改訂2023)」への収載(推奨度C、エビデンス高)、そして2024年春には、私が創業し、代表を兼業している(株)LIFESCAPESから医療機器〈医療用BMI(手指タイプ)〉の薬事認証と上市が実現した。本講演では、BMIが毎日の臨床にどのように役立ち、新しい価値を生み出すのか、実際の利用例を交えながら解説する。

講師
慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科 教授
牛場 潤一
2001年、慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。
2004年、博士(工学)取得。同年、慶應義塾大学理工学部生命情報学科に助手として着任。
2007年同専任講師、2012年同准教授を経て、2022年より同教授。
2014~2018年、慶應義塾大学基礎科学・基盤工学インスティテュート(KiPAS)主任研究員。
2019年より研究成果活用企業LIFESCAPES株式会社(旧 Connect株式会社)代表取締役社長を兼務。
共著書に『バイオサイバネティクス 生理学から制御工学へ』(コロナ社)がある。
The BCI Research Award 2019, 2017, 2013, 2012, 2010 Top 10-12 Nominees、文部科学省「平成27年度若手科学者賞(ブレインマシンインターフェースによる神経医療研究)ほか、受賞多数。


特別講演② 13:00~14:30

時間がショートカットされる

〈講演概要・要旨〉
数値による判断のみが重要であると考え、個人の経験を「お気持ち」として批判する人がいる。もしかすると経験にもとづく判断は、心許ないものだと考えているのかもしれない。
しかし客観的な数値と個人の経験は異なる次元の出来事であり、異なる真理をもつ。
客観的がもたらす正しさとは別の、一人ひとりの経験がもつリアリティに属する真実がある。ケアの現場のように、個別に偶然生じる経験や文脈が重要なとき、数値的なデータにのみ頼ると大事なものが抜け落ちてしまう。
今回は、論破やネット上での炎上がもつ独特の時間感覚を、経験と対話の時間と対比させながら議論したい。経験の時間と対話の時間がショートカットされる時代としての現代が主題となる。

講師
大阪大学大学院 人間科学研究科 教授
村上 靖彦
経歴
1970年東京生まれ、大阪大学 人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員

著書
『在宅無限大 訪問看護師がみた生と死』(医学書院 2018)
『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』(世界思想社 2021)
『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書 2021)
『「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立』(朝日選書 2022)
『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書 2023)、他


■優秀演題セッション 11:00~12:00

■部門別セッション 

11:00~12:00
F-1  栄養部「みんなにうれしい食事のきっかけを」

11:00~12:00
E-1  リハビリテーション部「やさしい手と思いやりのこころ」
講師:2000シドニーパラリンピック水泳 金メダリスト 加藤 作子

14:50~16:20
F-2  診療部✕薬剤部
令和のチーム医療における医師と病棟薬剤師の二人三脚

14:50~16:20
E-2  看護部
一部「看護師特定行為とは」
二部「看護師と介護士のより良い関係性を目指して」 


■教育セッション
09:15~10:00
①武久 敬洋「回復期・慢性期はケアが9割 ケアの質が病院の質を決める

10:15~11:00
②天辰 優太「病気があっても健康に ポジティブヘルスを通して病院のケアを考える

11:15~12:00
③八戸 敏史「アドバンス・ケア・プランニングについて 私たちにできること

13:00~13:45
④「早期離床の医学的意義と実践」
講師:横浜市立大学医学部リハビリテーション科学教室 主任教授 中村 健

14:00~14:45
⑤安本 友子「ナースのいまさら聞けない(聞きにくい)大事なこと」

15:00~15:45
⑥原 亜里奈「気持ちよく出すための排便ケア 大きなお便り受け取ろう」


■一般演題発表

一般演題発表B
13:00~14:15  
第1セッション「QOL向上の取り組み(食事支援)」

14:25~15:30
第2セッション「質の向上(栄養管理)」

15:40~16:35
第3セッション「QOL向上の取り組み(口腔・排泄ケア)


一般演題発表C
13:00~13:55
第1セッション「症例を通じて得た知見(看護・リハビリテーション)」

14:05~15:00
第2セッション「症例を通じて得た知見(リハビリテーション)」

15:10~16:35
第3セッション「入院生活における多角的アプローチ」


一般演題発表D
13:00~14:05
第1セッション「地域包括ケアシステム」

14:15~15:30
第2セッション「質の向上(看護)」

15:40~16:35
第3セッション「質の向上(業務改善・働き方改革)」